こんにちは、毎度おなじみになってきました、
びとけです。
今日は長野めしバンザイ!第二弾の最終日です!
残り1000円も残してしまった。
宵越しの金は持たないぜ。
ってことで、今日はここにやってきました。
権堂アーケード街を進み、最初の十字路を右に入るとあります。
カンダタと言えばあの、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の登場人物ですね。
この話の、細い糸を、お店の細い蕎麦にかけて、店名にしとるそうや。
カウンターに通され、オススメのセットを注文。
ちょうどお隣さんも同じものを食べ始めたところでした。
店内はBGMもなく、カウンターからは厨房の様子が見え、
ちょっと気難しそうなご主人が無言のまま黙々と蕎麦と対峙しています。
メニューのなかにはまず無農薬野菜を栽培していることや、
「食というのは人に良いと書く 良いものを食べれば・・・」(続きは店内で。)といった文章が書かれ、
ようやくその先にお品書きが書かれています。
ご主人の並々ならぬ蕎麦へのこだわりが見えます。
お品書きも一品一品説明があり、わかりやすくなっています。
香ばしいそば茶を頂きながら待っていると先に出てきたのがこちら。
油地獄。
すごい名前ですが、揚げた蕎麦にあんかけがかかったものです。
これは意外なうまさがありました。蕎麦の味はしっかり残っとるし、
揚げた分香ばしさも増しています。
いっしょに出てきたいなりもおいしい。
そば汁で炊いた油揚げをそばつゆで味付けし、
大根の葉とそばの実を混ぜたご飯が入っています。
単品だとこれが80円。これだけでも価値はあるかと思います。
食べ終わった頃にちょうど出来たのがメインの蕎麦。
かなりの細麺です。
ここまで細い蕎麦は初めて。
箸から下がる長く細い麺を半分ほどつゆにつけ、一気にすすります。
んん~!これはうまいぞ。
コシのある麺からは蕎麦の香ばしさが広がります。
けっこう好きな味やなー。
蕎麦は北海道産と長野県産の玄蕎麦を独自の配合で
そば粉10:つなぎ2という、
「外二」という割合で打った蕎麦です。
最後は蕎麦湯も楽しませて頂き、
蕎麦のフルコース、大変満足しました!
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蕎麦湯をすすりながら読んだのはカウンターにあった「かんだたメールマガジン」。
蕎麦にからめて書かれとるんやが、これがけっこう面白い。
実際にメールマガジンの配信もしとるそうです。
どうやら落語も好きなようで、なんだか勝手に親近感すら湧いてきました。
蕎麦だけでなく、文章もおいしい
手打ちそば屋 かんだた さんでした。
ごちそうさまでした!
本日の長野めし
長野市鶴賀権堂町2320
026-232-3718
営業時間 11:30~14:30
17:30~20:00(入店まで)
水曜定休 日・祭日の夜はお休みです。
極楽セット 1000円
残り0円~!
それではこれをもちまして、
Bitokeの長野めしバンザイ!、一旦箸を置かせていただきます。
そしゃな。