長野市の本の似合う場所

旅に出てみると、きっと歩いて行ける圏内に、心落ち着くところがあるはず。心躍るところだってあるはず。そう思いながらも、どうやったら好みの場所に出会えるんだろうと途方に暮れることがある。
門前に住んでいるともはや生活の一部のようになっている場所だけれど、そうだ、旅人にとってはここは旅先。だからあえて、1166バックパッカーズがおすすめする門前を、テーマにあわせて時おり紹介させてもらおうと思います。

今回は長野市の1166バックパッカーズから徒歩圏内で、本のある、もしくは本の似合うおすすめスポットを厳選してまとめてみました。各店舗に断りもなく、飯室の私感で紹介させていただきましたが、感性の違う皆様が実際に行ってみて感じることはまた一つ違うものかもしれませんね。営業時間等詳細は店舗名をクリックしてください。

ch. チャンネルブックス
「アート」や「旅」をテーマにした新刊書店。本棚の隙間にはカフェのソファ席。時おりネコも心地よさそうに過ごしている。小さな店内ゆえ、大勢よりもお一人様の方が入りやすい。平日の朝は早くから営業。


遊歴書房
歴史、哲学、宗教、政治、社会と硬めの本から文学、小説、紀行、マンガまで、世界を知るために必要だと思う古本を並べられたと。旅先の知らない小径を歩いていると不意に目の前に現れた異空間のような場所。


マゼコゼ
誤解を恐れずに言えば 、一見、何屋さんかわからない。時おりお邪魔させてもらっているがやはり一言で表せない。古本屋であり、でも古本屋だけではない。望めばいつだって知らない世界に連れて行ってくれるマゼコゼな空間。


ナノグラフィカ
喫茶店の顔が一番前に出てるかもしれないけれど、ギャラリーであり、編集室であり、住居でもある。誰をも「いらっしゃい」と笑顔で受け入れてくれ、心地よい自由のある町の社交場的存在。


喫茶ヤマとカワ
最近旅に出ると、無意識のうちにヤマとカワのような場所を求めるようになった。珈琲はもちろん、照明、植物、調度品、器、スプーン一本に至るまで、店主の目の行き届いた自分にとっても大切な一軒。


粉門屋仔猫
ランチもティータイムもテイクアウトもOKの、自家製パンのカフェ。蔵づくりの建物は元ビニールの工場・カネマツ。その入り口部分に位置する。見上げるほどに背の高い本棚には建築関係の本、隙間にマンガが刺さっているのも落ち着く。


カフェ日々
蕎麦屋の空店舗がカフェに。店主お一人で切り盛りされているゆったり感に加え、サーバーでたっぷりと提供される珈琲。サクッとお茶を、というよりお気に入りの本を片手にゆっくり楽しみたい。


1166バックパッカーズ
ゲストハウス。気の合う人と言葉を交したり、時に孤独に浸り自分自身と向き合える、そんな場所を目指しています。館内読書用に、旅、暮らし、働き方、そんなテーマをメインに本棚を作っています。
  

2015年09月20日 Posted by 1166 バックパッカーズ at 21:40Comments(0)長野市ローカル情報