旅の振り返り 〜リスボン~
世界中のバックパッカーが使っているといってもきっと過言ではない予約サイト“hostelworld.com”。
日本でおなじみの“じゃらんネット“や“楽天トラベル”のように、日付や地域を選択して出てきた宿をレビューの高い順や価格で並べ替えたりできます。
ただこのサイトには世界各国の宿が集結しているわけで、ゆえにシェアは広いんです。
その予約サイトによると、
The world's Best four hostels are all in Lisbon
(世界のホステルのベスト4、全てリスボンにある)
とのこと。
そんな街、ポルトガルのリスボンに前回の旅でも行ってみました。
リスボンでは4軒のホステルに、合計で10泊しました。
いろんな説がありましたが、とあるホステルのスタッフに聞くとホステルが増えだしたのはここ数年のことだそうです。
10年前は片手で数えるほどしかなかったはずなのに、
今やアパートメントタイプを含めると百軒以上という話。
一番始めに開業したホステルがレベルが高かったために、
その後に開業するホステルはそれ同等、もしくはそれ以上のクオリティが求められたと。
ホステル協会のようなものも存在するそうで、基本的にスカイプをオンラインにしてみんなで情報を共有しているそうです。
ただ数年前までは「今日、うちオーバーブッキングしちゃった!どっか空いてるとこない?」と言うような書き込みが多くあり、
それに対して「今日、うち大丈夫よー!」なんていうような会話が成立してたらしいですが
今や「今日空きあります」という書き込みだけが上がってくるそう。
急にメディアも“ホステル”という単語に敏感になり雑誌の取材が多くなったり、夕方のニュースに取り上げられたり。
全然違う業界の会社が参入して、大きなビルで経営を始めるところも多いとか。
ホステルによっては他のホステルのスタッフの立ち入りを厳しく禁じていたり…
急に盛り上がって、そして廃業していくホステルもあるそうで。
そういうことを聞くと、なんだか悲しくなったりします。
『どうして、こう増えたんだろう?』と聞いてみると、
「経済状況の良くないポルトガルで、おそらく、簡単に客がはいってうまく経営しているようにみえるんだろうね。夏の繁忙期は良いけれど、問題は冬。どうなるんだろうね」と比較的長く営業している、小規模なホステルの方が言ってました。
やはり大きい所と小さい所では、同じ“ホステル”というくくりでもできる内容は違ってくるんじゃないかと思います。
リスボンで見る限りですが、大きい所は資本もありますし、スタッフを多く入れられますし、申し分のない、誰にとっても快適な宿が多いような気がしました。
家具や調度品もセンスの良いもので、キレイにそろえている。
小さい所は資本は少ないですから、不便な部分もあったりします。そこを知恵といいますか、工夫といいますか、オーナーやスタッフの器量でまかなっている部分がある。開業時に全てを揃えることはできなかったけども、少しずつ集まってきた古い家具なんかをスタッフがリペアして宿が出来上がっていく、そんなライブ感があったり。
お茶をするのに、スターバックスに行きたいときと、
老舗の純喫茶に行きたいときがあるように、
泊まる時も選択があると思うんです。
だから結局はどこの宿がどうのこうの、というよりも
自分の宿が求められるときに、来てくれた人に丁寧に対応してお互いに気持ちよく過ごせたらそれが一番なのかな、と。
ということで、リスボンの滞在はいろいろと学ぶ部分が多かったなぁ、という振り返りでした。
日本でおなじみの“じゃらんネット“や“楽天トラベル”のように、日付や地域を選択して出てきた宿をレビューの高い順や価格で並べ替えたりできます。
ただこのサイトには世界各国の宿が集結しているわけで、ゆえにシェアは広いんです。
その予約サイトによると、
The world's Best four hostels are all in Lisbon
(世界のホステルのベスト4、全てリスボンにある)
とのこと。
そんな街、ポルトガルのリスボンに前回の旅でも行ってみました。
リスボンでは4軒のホステルに、合計で10泊しました。
いろんな説がありましたが、とあるホステルのスタッフに聞くとホステルが増えだしたのはここ数年のことだそうです。
10年前は片手で数えるほどしかなかったはずなのに、
今やアパートメントタイプを含めると百軒以上という話。
一番始めに開業したホステルがレベルが高かったために、
その後に開業するホステルはそれ同等、もしくはそれ以上のクオリティが求められたと。
ホステル協会のようなものも存在するそうで、基本的にスカイプをオンラインにしてみんなで情報を共有しているそうです。
ただ数年前までは「今日、うちオーバーブッキングしちゃった!どっか空いてるとこない?」と言うような書き込みが多くあり、
それに対して「今日、うち大丈夫よー!」なんていうような会話が成立してたらしいですが
今や「今日空きあります」という書き込みだけが上がってくるそう。
急にメディアも“ホステル”という単語に敏感になり雑誌の取材が多くなったり、夕方のニュースに取り上げられたり。
全然違う業界の会社が参入して、大きなビルで経営を始めるところも多いとか。
ホステルによっては他のホステルのスタッフの立ち入りを厳しく禁じていたり…
急に盛り上がって、そして廃業していくホステルもあるそうで。
そういうことを聞くと、なんだか悲しくなったりします。
『どうして、こう増えたんだろう?』と聞いてみると、
「経済状況の良くないポルトガルで、おそらく、簡単に客がはいってうまく経営しているようにみえるんだろうね。夏の繁忙期は良いけれど、問題は冬。どうなるんだろうね」と比較的長く営業している、小規模なホステルの方が言ってました。
やはり大きい所と小さい所では、同じ“ホステル”というくくりでもできる内容は違ってくるんじゃないかと思います。
リスボンで見る限りですが、大きい所は資本もありますし、スタッフを多く入れられますし、申し分のない、誰にとっても快適な宿が多いような気がしました。
家具や調度品もセンスの良いもので、キレイにそろえている。
小さい所は資本は少ないですから、不便な部分もあったりします。そこを知恵といいますか、工夫といいますか、オーナーやスタッフの器量でまかなっている部分がある。開業時に全てを揃えることはできなかったけども、少しずつ集まってきた古い家具なんかをスタッフがリペアして宿が出来上がっていく、そんなライブ感があったり。
お茶をするのに、スターバックスに行きたいときと、
老舗の純喫茶に行きたいときがあるように、
泊まる時も選択があると思うんです。
だから結局はどこの宿がどうのこうの、というよりも
自分の宿が求められるときに、来てくれた人に丁寧に対応してお互いに気持ちよく過ごせたらそれが一番なのかな、と。
ということで、リスボンの滞在はいろいろと学ぶ部分が多かったなぁ、という振り返りでした。