箱山ふとん店 四代目さんの門前ツアー

この看板、よく目にはしていたのですが、
なかなかきっかけがないとお願いできないものでして。
そんな中、1166バックパッカーズに滞在中のヘルパー女子がアポを取ってくれました。
今日は日中はちょっと暑いくらいの長野市でしたので、
急遽1166バックパッカーズ貸し出し用のチャリ利用して、
箱山ふとん店四代目にご案内していただく、門前チャリンコツアー。
リクエストに応じてアレンジしてくださるそうです。
今回の行程はこんな感じでした。

ナノグラフィカさんの空き家見学用に、空き家だったこの物件に最初に足を踏み入れたのが箱山さんだったとか。
私も去年の6月、見学会でのぞかせていただきましたが、
その頃は家の中にツタがはってる状態で、なかなか手ごわそうな家でしたが、
借りたご本人的には「これだ~」と言った感じだったようです。
今やすごく素敵な空間。
骨董×カフェのスペースになるようです。
オーナーのお二人がこれまた楽しい方なんですが、あんまりぺちゃくちゃしゃべると怒られそうなので、
控えめにしておきます。
次に向かったのは花蔵。
信州大学工学部の学生さんたちが自分たちで改装した、酒屋さんの元倉庫。
前にもおじゃましたことがあるのですが、その時以上に中が綺麗になっていて、
完成度の高い、博物館のようでした。

ここも案内してくださった酒屋さんのご主人と奥さんがまた話しやすい方。
箱山さんと一緒じゃなきゃ、お話するチャンスがなかったです。
そして花蔵の2階には東町の記憶地図がありました。
70才以上のお年を召した方々の記憶を頼りに作成された地図だそう。
カフェが多いのが面白い。
東町に魚屋さんも多かったんですね。
- クリックすれば大きくなります。
次に向かったのは1166バックパッカーズの裏にありますRIKI-TRIBAL(マゼコゼさんといった方が伝わるのかしら?)さんの工房・カフェ・展覧スペースにおじゃましました。
工房部分に上がらせていただくのは初めて。
彫刻家として活動されている小池さんの仕事場には見たこともない工具がいっぱい。

そして、その足で野の花さんに。
以前、1166バックパッカーズのブログでも紹介させていただきましたが、
こちらも民家を借りてカフェ+ハンドメイドの雑貨屋さんで営業されています。
スープランチもあるようです。

そして、ポスターのセレクトショップ・ギャラリー・額縁のオーダーメイドのお店、FLATFILEさんへ。
ちょうど個展を終えたばかりの中村仁さんにお会いできました。
そしてすでに車に積み終えた作品までまた見せてもらちゃったり。
版画制作プロジェクト のお話をうかがいました。
聞いてみると素人にもわかりやすい、シンプルな構造なんですが、
アートの世界ではこういう考え方はなかった(少なかった)ようで、
こういうお話がうかがえるのもとても新鮮。
そして隣接する子供服屋さん・ことりさんへ。

ここでは箱山さんがお父さんの目になっていました。
(スリッパが小さいのはご愛嬌)
そろそろ、お腹もグウグウなってきていましたので、
パスタとパンケーキがおいしいトケトケへ!
と思ったのですが、あいにく月曜休み。
でもあの界隈にはもうひとつ美味しいお店があるんですよねぇ。
ということで、つた弥さんへ。
ここでいつも感心するのは、数人で行って、個々に違うメニューを頼んでも
いつも同じタイミングで全員分が運ばれてくること。
もちろん味もしっかり美味しいです。

門前ツアー、終盤。
最後におじゃましたのは、私たちのリクエストで箱山ふとん店さん。
いつも前は通るんですが、
ふとんを買わずして入っていいのかどうなのか…
と思っていましたが、
どうやら、入っていいそうです(笑)
箱山さんいわく、門前の立ち寄り所のような場所としても機能しているそう。
布団屋のレジカウンターごしにアイスコーヒーを飲みながら、店主と世間話。
意外と自然な時間でした。
たぶん、ふとんがあるスペースっていうのは、落ち着くのかもしれないですね。

箱山さんとこうしてお話できる時間があって、
かなり有意義な時間でした。
あまり宣伝しすぎると人気ツアーになっちゃって、
箱山さんの布団屋としての時間がなくなっちゃいそうなのが不安。
そのくらい楽しい時間でした。
http://www.1166bp.com/