地域の「暮らし」を感じる旅

こんにちは。
旅中の飯室も、スタッフに負けじとブログ更新です。
長野の情報ではないのですが、ちょっと旅の途中に感じることを。



旅で見たいのは、海外での「これからの観光」。
観光というと、どうしてか私はミーハーな響きを感じたりするんだけれど、
単に風光明媚な場所や建築物だけでなく、
ローカルの「暮らし」自体が光となり、
自分たちのそれとの違いを観に、体験しに、人が集まっている場所。
そういうところを訪れたい。
ではローカルの「暮らし」って何か、と考えると、
そこが難しかったりする。
絶対的にそこに「暮らし」は存在するし、
それはおそらく他の地域の「暮らし」とは異なるものだと思うけれども、
ふらり立ち寄った観光客にはわかるのだろうか?
サンフランシスコとモントリオール。
国も違うし言葉も違う。
もちろん文化も違う。
もっともっと細部にわたって違いがある(はず)。

…が、意外と観光客(というか、私か?)にとっては、
「あれ、この写真サンフランシスコだっけ、モントリオールだっけ」
くらいのレベルで【海外】という単語でひとまとめにされたりもする。
ふらり立ち寄った観光客がその地域の「暮らし」レベルまで触るには、
どうしたらいいんだろう。
この旅で実際に体感していることで言うと、その地域に暮らしている知人がいる町では、
滞在のレベルがぐっと濃くなっている。幸い、私たちは3週間のなかで、
15人ほどの現地在住者に会うことができている。おそらく、これは簡単なことではない。

そこで、ゲストハウスのできることを考える。
1166バックパッカーズは、観光客の窓口となる上で、もっともっと地域との関係性を密に持ちたい。
善光寺さんを見て、野猿公苑に行って。
それで観光は終わらず、それに加えて、ここの「暮らし」というものを感じるチャンスを提供できれば、
観光客にとってそこは「日本のとある観光地」ではなく「長野」になるんだと思う。



*写真はバックパックを持って、元気に(ぜんぜんトボトボではない!)
4キロの道のりを歩き出したとたんに、車を横付けしてきて、
我らを拾ってバス停まで送り届けてくれたマダムとの偶然の出会いを祝した1枚。
こういう出会い、車内での会話もその土地の思い出を色濃く残す。  

2013年10月06日 Posted by 1166 バックパッカーズ at 13:46Comments(1)日々の営み

9月のゲストと、過ごし方のこと

Some photos from "guest album Sep. 2013"

最近、ゲストの写真をブログにアップしてませんでしたね。
ちょっとだけ、アップしておきます。
9月のゲストの皆様は1166バックパッカーズ FACEBOOKページもぜひご覧下さい。






















今回はオーナー飯室がブログをお送りしております。
時折、若い元気なオーストラリアからのボーイズたちに
「長野市で夜中に楽しいところはどこ?クラブは、どこがおすすめ?」
なんて質問をしてくれたりするんですが、
個人的にそういうところと縁のない生活をしておりまして(笑)、
紹介に苦戦することがほとんどです。
1166バックパカーズのラウンジでも、
世界各国から来たゲストたちとみんなで少しビールを飲んだり、
旅の話を聞かせてもらったり、
ご飯を食べたり、そんなことはしょっちゅうあるのですが、
ゲストも悪酔いするような飲み方をラウンジですることはありませんし、
どんな日でも24時にはバシっと消灯。

もっと飲みたい、騒ぎたい!なんて人はあまりいないのですが、
たまにそういう人たちがいるときは、夜遅くまでやってる居酒屋だとかに場所を移してもらっています。

何がいいたいか、というと…。
滞在が、自分自信との対話の時間だとか、
いつもは会えないような旅人の話を聞かせてもらう時間だとか、
長野市に住んでる地元の人と喋れる時間だとか、
そういう時間になればうれしいな、と思っているんです。

今月も1166バックパッカーズでおおくのかたが心地よい時間を過ごしてもらえるように、
スタッフ一同、笑顔でスタンバっております!
  

2013年10月06日 Posted by 1166 バックパッカーズ at 08:35Comments(0)ゲスト