家族で旅をする Ⅱ

こんにちは。
スタッフ びとけ です。

先日フランス人ファミリーのお話をしましたが、
今日は台湾人ファミリーの紹介をします。

5月末でしたが、台湾から子連れの家族が1166バックパッカーズに来ました。
7日間の日本滞在のうち、長野に6泊もされていきました。
彼らファミリーは日本に来たのは初めて。

それはそれは大きなキャリーケースをひとつ、その中に家族全員の服を詰め込み、
2歳と5歳の兄弟を連れてはるばる台湾から、旅の全てを長野を中心に計画してやってきてくれました。

お母さんは事前に行きたいところへのアクセス方法や、情報など、その全てを台湾で調べてプリントし、ファイリングまでしたものを持ってきていました。今日はここに、今日は別のここに。という具合で旅行計画をしっかり立てており、日々目的を達成していっていました。

当然聞きたいのはこうなります。
「なぜ長野を選んだの?」
「長野は東京からのアクセスもよくて、東京より静かでしょ。」
「長野を中心に考えれば、私たちが行きたいところ全てに行けるもの。」

長野から東京は新幹線を使うと約1時間半で行くことができます。
それでいて、1166バックパッカーズ周辺は民家も多く、街中にありながらも静かなエリア。
子連れの家族にとっては、いかに寝床を移動しないで旅行をするか。というのは大切なことだと言っていました。
新幹線、在来線、ローカル線、さらには高速バスも出入りする長野市はそういう意味では彼らにとって絶好の場所だったといえるでしょう。

初日に到着し、
翌日2日目は軽井沢おもちゃ王国へ。
(結局ここには行かず、公園で遊んだそうですが。)
3日目は埼玉の鉄道博物館
(いわさきちひろさんの絵は台湾の教科書にも載るくらい有名なんだそうです。)
最終日は家族で門前周辺を散策しました。
最後の夜は焼肉の食べ放題を楽しみ、翌日、東京へと向かいました。

毎日早めに出発しては、しっかり満喫し、宿に戻ってからは翌日に備えて早めの就寝。
下の弟君は時間になると歯ブラシを催促していたのがかわいらしかったです。


5日目の夜、お母さんにこの旅行の計画意図を教えてもらいました。

「これは私たち家族全員が満足できる内容になっているの。
 初日は一番下の弟のため、次はお兄ちゃん。次はパパで、最後は私。
 最終日は家族全員で過ごすための時間よ。」

ん~~!これってすごく素敵ですよね!!
そしてその目標を叶えるために、お母さんはたーくさんの資料をプリントし、備えていましたし、
お父さんは家族みんなの荷物を一人で抱えてサポート。
それぞれの目的を達成しつつも、最終日に家族の時間を大切にしている彼らの旅は
きっと満足いく旅になったのではないかと思います。

子どもたちが成長した時、この日のことを思い出してまたいつか日本に来てくれたらうれしいです。



スタッフ びとけ


  

2012年06月22日 Posted by 1166 バックパッカーズ at 21:41Comments(0)ゲスト