初日 ~ゲストハウス開業トークセッションの記録~
*2011年2月19日(土)から1泊2日の行程で、
長野市善光寺門前にて開催された、
ゲストハウスを開業したい方向けのワークショップの記録です。
内容、そして開催にあたっての思い、当日の様子など
ブログを数ページにわたって更新予定です。
********************************************************************
今回の参加者は年齢は下は21歳(いや、正確に言うと8ヵ月のベイビーから!)から上は70歳という幅広い層。
そして北は福島から南は兵庫のとある島、ということで24人の未来の宿主が
東京でも大阪でも京都でもなく、ここ長野市善光寺の門前に集まってくれました。

- 今回主な会場となったKANEMATSUは善光寺門前にある大きな蔵。
ここは建築家やライター、デザイナーのユニット“ボンクラ。”さんの拠点です。
なぜここを会場に使わせていただいたかというと、
“時間を重ねたまま置き去りにされている
善光寺門前の愛おしい建物たちを
地域とつながり、人とつながれる場所にしたい。”
こう感じて活動するボンクラ。さんと、
“宿を通じて人と人がつながれる場所を作りたい”
と思っている(であろう)未来の宿主に共通するものを感じたからです。

3棟続きの真ん中の蔵、『蔵2』の1階をお借りしました。
重い扉を開けると温かい電球色の光に包まれます。
「勉強会には白熱灯の方がいいかしら?」
とも思っていたのですが、個人的にはやはりこの温かみのある色が好みです。

ゲストハウス開業トークセッションにご予約してくださった総勢24名に加え、
話して、スタッフなど含め約30人が繋がっていきます。
初対面は誰しも緊張するもの。
とりあえず声を出したり、体を動かすことでアイスブレイク。
5~6名のグループに分かれていただきました。

そのあとは1時間半ほど、目次に沿って
1166バックパッカーズや東京ゲストハウスtoco.さんから
それぞれの宿のコンセプトやターゲット、
また必要経費、想定売上など数字の部分をお話させていただきました。
休憩は30分とらせていただきました。
というのも、この日、2月19日はKANEMATSUの蔵1の1階にカフェ・ラバーソウルが誕生の日でもあったのです。

この素敵な蔵の空間にカフェができることを実はずっと待ちわびてました。
私も含め何人かは、こちらで飲物を注文させていただきました。
喉は話疲れと乾燥でカラカラでしたが、頂いたリンゴジュースで回復。
それしても30人弱のしかもほとんどが一人参加。
ちゃんと仲良く交流できるかしら…?
と少々心配がありまして、打合せの段階では
「こまめにグループ変えをしよう」
ということになっていたのですが、
さすが未来の宿主、コミュニケーション力に長けた集団で、
こちらの心配をよそに皆さん和気あいあい、和やかな雰囲気でした。
後半は同じ会場で役所のお話、ホームページの作成についてお話を
1166バックパッカーズ、東京ゲストハウスtoco.さんの方からさせていただきました。
難しいお話が続き、すこしウトウトされている方も(笑)
この日のお話の締めくくりは、物件契約について。
KANEMATSU内で事務所を借りられていて、
リノベーション、再生流通専門の不動産・建築の仕事をされている
myroomさんからお話を伺いました。
『空家の未来をデザインする会社』
ということで、1166バックパッカーズも物件探しの段階から開業まで
とことんお世話になりました。
この後は会場を1166バックパッカーズに移し、みんなで近所の銭湯・亀の湯に。
そして夕食にこまつやさんのケータリングをいただきながらの交流会。

門前には美味しい、心地よいお店がいくつもありますが、
こまつやさんもそのなかのひとつ。
しかも我が宿から400m足らず。
東京や大阪といった都市部からこられている方々にも大好評のお料理でした。

それしても、キャパ14人ほどの小さな宿に倍以上のゲストが集まり、
もちろん椅子は足りません。
お皿と飲物を両手に持った立食形式で召し上がっていただきました。

1166バックパッカーズは2010年10月28日にオープンしましたが、
そのオープニングパーティの時に続き、
こまつやさんにサプライズティラミスを頂きました。
上が去年のオープニングパーティ、下が今回のワークショップ。
立ち位置は入れ替わりつつも、打合せもせずに前回と同じ格好でシュート(笑)
夜10:30頃に一本締めでいったん締めさせていただきまして、
飲み足りない人たちは町へとくりだしていきましたし、
24人の参加者全員をうちで宿泊受け入れることはできません。
半分ほどは他館にご予約いただきましたので、各自の宿に戻る姿も。
1166に残った数人は雑談。
話すことはやはり宿や観光のこと。
いくら話しても話し足りない。
長野市善光寺門前にて開催された、
ゲストハウスを開業したい方向けのワークショップの記録です。
内容、そして開催にあたっての思い、当日の様子など
ブログを数ページにわたって更新予定です。
********************************************************************
今回の参加者は年齢は下は21歳(いや、正確に言うと8ヵ月のベイビーから!)から上は70歳という幅広い層。
そして北は福島から南は兵庫のとある島、ということで24人の未来の宿主が
東京でも大阪でも京都でもなく、ここ長野市善光寺の門前に集まってくれました。

- 今回主な会場となったKANEMATSUは善光寺門前にある大きな蔵。
ここは建築家やライター、デザイナーのユニット“ボンクラ。”さんの拠点です。
なぜここを会場に使わせていただいたかというと、
“時間を重ねたまま置き去りにされている
善光寺門前の愛おしい建物たちを
地域とつながり、人とつながれる場所にしたい。”
こう感じて活動するボンクラ。さんと、
“宿を通じて人と人がつながれる場所を作りたい”
と思っている(であろう)未来の宿主に共通するものを感じたからです。

3棟続きの真ん中の蔵、『蔵2』の1階をお借りしました。
重い扉を開けると温かい電球色の光に包まれます。
「勉強会には白熱灯の方がいいかしら?」
とも思っていたのですが、個人的にはやはりこの温かみのある色が好みです。

ゲストハウス開業トークセッションにご予約してくださった総勢24名に加え、
話して、スタッフなど含め約30人が繋がっていきます。
初対面は誰しも緊張するもの。
とりあえず声を出したり、体を動かすことでアイスブレイク。
5~6名のグループに分かれていただきました。

そのあとは1時間半ほど、目次に沿って
1166バックパッカーズや東京ゲストハウスtoco.さんから
それぞれの宿のコンセプトやターゲット、
また必要経費、想定売上など数字の部分をお話させていただきました。
休憩は30分とらせていただきました。
というのも、この日、2月19日はKANEMATSUの蔵1の1階にカフェ・ラバーソウルが誕生の日でもあったのです。

この素敵な蔵の空間にカフェができることを実はずっと待ちわびてました。
私も含め何人かは、こちらで飲物を注文させていただきました。
喉は話疲れと乾燥でカラカラでしたが、頂いたリンゴジュースで回復。
それしても30人弱のしかもほとんどが一人参加。
ちゃんと仲良く交流できるかしら…?
と少々心配がありまして、打合せの段階では
「こまめにグループ変えをしよう」
ということになっていたのですが、
さすが未来の宿主、コミュニケーション力に長けた集団で、
こちらの心配をよそに皆さん和気あいあい、和やかな雰囲気でした。
後半は同じ会場で役所のお話、ホームページの作成についてお話を
1166バックパッカーズ、東京ゲストハウスtoco.さんの方からさせていただきました。
難しいお話が続き、すこしウトウトされている方も(笑)
この日のお話の締めくくりは、物件契約について。
KANEMATSU内で事務所を借りられていて、
リノベーション、再生流通専門の不動産・建築の仕事をされている
myroomさんからお話を伺いました。
『空家の未来をデザインする会社』
ということで、1166バックパッカーズも物件探しの段階から開業まで
とことんお世話になりました。
この後は会場を1166バックパッカーズに移し、みんなで近所の銭湯・亀の湯に。
そして夕食にこまつやさんのケータリングをいただきながらの交流会。

門前には美味しい、心地よいお店がいくつもありますが、
こまつやさんもそのなかのひとつ。
しかも我が宿から400m足らず。
東京や大阪といった都市部からこられている方々にも大好評のお料理でした。

それしても、キャパ14人ほどの小さな宿に倍以上のゲストが集まり、
もちろん椅子は足りません。
お皿と飲物を両手に持った立食形式で召し上がっていただきました。


1166バックパッカーズは2010年10月28日にオープンしましたが、
そのオープニングパーティの時に続き、
こまつやさんにサプライズティラミスを頂きました。
上が去年のオープニングパーティ、下が今回のワークショップ。
立ち位置は入れ替わりつつも、打合せもせずに前回と同じ格好でシュート(笑)
夜10:30頃に一本締めでいったん締めさせていただきまして、
飲み足りない人たちは町へとくりだしていきましたし、
24人の参加者全員をうちで宿泊受け入れることはできません。
半分ほどは他館にご予約いただきましたので、各自の宿に戻る姿も。
1166に残った数人は雑談。
話すことはやはり宿や観光のこと。
いくら話しても話し足りない。
2011年02月21日 Posted by 1166 バックパッカーズ at 19:32 │Comments(0) │ゲストハウストークセッション
目次 ~ゲストハウス開業トークセッションの記録~
【ゲストハウス開業トークセッションの記録】
*2011年2月19日(土)から1泊2日の行程で、
長野市善光寺門前にて開催された、
ゲストハウスを開業したい方向けのワークショップの記録です。
内容、そして開催にあたっての思い、当日の様子など
ブログを数ページにわたって更新予定です。
まずは内容から。
■主催
1166 バックパッカーズ
■Special Thanks
東京ゲストハウスtoco.
myroom
ETC
bonnecura/KANEMATSU
こまつや
ぷくぷく亭
Book&Cafe ひふみよ
小川の庄
■内容
1日目
プロローグ 自己紹介・グループ分け
第1章 構想 ~コンセプトに合わせたターゲッティング・場所~
「どんな宿にしたいかの構想を立てる」
「宿のコンセプトを組み立てる」
「東京ゲストハウスtoco.の例」
「1166 バックパッカーズの例」
第2章 ~物件・資金~
「キャパと必要経費のバランス」
・キャパ
・宿泊単価
・想定売上
・必要経費
「補助金・助成金・融資制度の活用」
休憩
第3章 ~役所~
「開業にあたり必要な申請・許可」
第4章 ~HP~
「WEBページ作成」
第5章 ~物件契約~
空家リノベーションの流れ
風呂・交流会、就寝
2日目
第6章 ~予約~
「予約はどんな風に入るのか」
「予約台帳」
東京ゲストハウスtoco.の例
1166 バックパッカーズの例
「予約管理と予約状況の反映」
「予約代行サービス・ネットエージェントとは?」
「予約代行サービス比較」
第7章 ~英単語~
「ゲストハウス業務で必須の英単語」
第8章 ~改修~
「門前の物件を実際に見に行く」
自由食(昼食)
第9章 ~発表~
「各自がやりたい宿について発表」
「各宿からのメッセージなど」
解散
*2011年2月19日(土)から1泊2日の行程で、
長野市善光寺門前にて開催された、
ゲストハウスを開業したい方向けのワークショップの記録です。
内容、そして開催にあたっての思い、当日の様子など
ブログを数ページにわたって更新予定です。
まずは内容から。
■主催
1166 バックパッカーズ
■Special Thanks
東京ゲストハウスtoco.
myroom
ETC
bonnecura/KANEMATSU
こまつや
ぷくぷく亭
Book&Cafe ひふみよ
小川の庄
■内容
1日目
プロローグ 自己紹介・グループ分け
第1章 構想 ~コンセプトに合わせたターゲッティング・場所~
「どんな宿にしたいかの構想を立てる」
「宿のコンセプトを組み立てる」
「東京ゲストハウスtoco.の例」
「1166 バックパッカーズの例」
第2章 ~物件・資金~
「キャパと必要経費のバランス」
・キャパ
・宿泊単価
・想定売上
・必要経費
「補助金・助成金・融資制度の活用」
休憩
第3章 ~役所~
「開業にあたり必要な申請・許可」
第4章 ~HP~
「WEBページ作成」
第5章 ~物件契約~
空家リノベーションの流れ
風呂・交流会、就寝
2日目
第6章 ~予約~
「予約はどんな風に入るのか」
「予約台帳」
東京ゲストハウスtoco.の例
1166 バックパッカーズの例
「予約管理と予約状況の反映」
「予約代行サービス・ネットエージェントとは?」
「予約代行サービス比較」
第7章 ~英単語~
「ゲストハウス業務で必須の英単語」
第8章 ~改修~
「門前の物件を実際に見に行く」
自由食(昼食)
第9章 ~発表~
「各自がやりたい宿について発表」
「各宿からのメッセージなど」
解散